勉強しない人の方が圧倒的に多い

なぜ勉強しないのか

勉強しない理由はいろいろあります。例えば、社会人は誘惑が多いこともそのひとつです。
仕事帰りに食事に行ったり、帰宅してすぐにテレビを見たりしていると勉強に集中できません。それに、手元にスマートフォンがあるとそちらに目が向いてしまうため集中できず、動画を見たりゲームをしたりしているうちにやる気がなくなり、「また今度にしよう」と思いがちです。勉強すると決めたのなら誘惑に負けないように強い意思を持つことが大切です。まっすぐ自宅に帰る、手元にスマートフォンを置かない、など勉強しやすいように環境を整えましょう。

時間を作るのが難しい

残業が多く長時間労働になりがちな職場の場合、そもそも時間に余裕がありません。勉強時間を作るのが難しい場合は、一度タイムスケジュールを見直し、やるべきことに優先順位をつけましょう。

周囲に勉強している人がいない

一生懸命勉強している人が周りにいればよい刺激になり、勉強にも身が入ります。勉強する内容が共通していれば、お互いに情報を共有できるので1人で勉強するよりも挫折しにくくなるでしょう。
しかし、勉強している社会人は3割ほどしかいません。勉強していない人の方が圧倒的に多いため、環境に流されて勉強に身が入らず、いつの間にか勉強しなくなった、というケースも多いようです。

覚悟が必要

社会人が勉強を続けるには確固たる意思がなければ難しいでしょう。勉強時間を確保するということは、他の活動に費やす時間を削るということです。独学ではなくスクールなどで学ぶ場合はお金も必要ですが、決して安くはありません。「他にやりたいことがある」「欲しいものがある」などの理由でなかなか勉強の機会を設けられない、という人もいます。勉強ができないといっている人の多くが、何かを犠牲にする覚悟がありません。スキルや知識を身につけたいなら他にやりたいことを我慢しなければならない、ということを理解していなければ、なかなか踏み出せない状況が続くだけです。

何からはじめればいいのかわからない

勉強といってもさまざまな種類があります。復職に向けて基本をおさらいするのか、資格取得に向けて勉強するのか、最新の知識をアップデートするのか、さまざまな情報が氾濫しているので何からはじめればいいのかわからず調べていくうちにモチベーションを失い、行動に移せなかったという人も少なくありません。